徳島県教委は15日、2019年度公立高校入試の特色選抜の募集定員を発表した。スポーツや文化活動の実績を評価する入試で、全日制30校63学科・類で行う。募集定員は前年度より31人多い757人で、総定員5620人に占める割合は13・5%。運動部の育成・強化を進める事業が19年度から「NEO徳島トップスポーツ強化事業」に変わり、指定競技が増えたことが定員増につながった。

 各校の定員は≪別表≫の通り。定員は強化事業指定校(24校)の指定競技と指定外競技の募集人員の合計。指定外競技の定員は各校で決めるが、普通科は定員の6%以内、専門学科と総合学科は13%以内などと上限を設けている。鳴門渦潮のスポーツ科学と名西の芸術は定員の100%を特色選抜で募る。

 受験は学力検査のほか、学校によって面接や実技を行う。一般選抜の募集定員は特色選抜の合格者数に応じて変動する。特色選抜の合格発表(2月9日)後の同12日、県教委が最終の定員を発表する。

 試験日は特色選抜が2月5日、一般選抜は3月5、6日。

 種目や分野ごとの募集人数は各校ホームページのほか、県の公立高校入試情報サイト(http://nyuushi.tokushima-ec.ed.jp/)で確認できる。