2015年国勢調査(人口速報集計)の結果を基に算出した徳島県議会各選挙区の議員1人当たりの人口格差が、最大で3・10倍となることが12日、県議会事務局のまとめで分かった。県議会は定数や選挙区の区割りを協議する「選挙区等検討委員会」を設置するかどうか12月の会長幹事長会で協議する。

 まとめによると、県人口75万6063人に対して議員定数は39で、議員1人当たりの人口は1万9386人。前回10年の国勢調査結果を基に現行の議員定数で算出すると、議員1人当たりの人口は2万141人で、755人の減となる。

 選挙区別の人口や議員1人当たりの人口は≪別表≫の通り。議員1人当たり人口が最少の那賀選挙区と比較すると、最多の徳島選挙区は3・10倍。前回調査を基にした場合の2・87倍より0・23ポイント広がったことになる。

 次いで格差が大きいのは板野選挙区の2・91倍。このほか2倍を超えたのは、吉野川選挙区の2・47倍、鳴門選挙区の2・34倍、阿波選挙区の2・21倍、阿南選挙区の2・17倍となっている。

 県議会は12日に開いた会長幹事長会で、これらのデータを踏まえて選挙区等検討委員会の設置について協議することを確認した。現時点では国勢調査の速報値のため、選挙区別の有権者数は明らかになっていないが、今後「1票の格差」是正に向け、19年の次期県議選で定数や選挙区の区割りを変更するかが焦点となる。