徳島市は8区和田(左)からたすきを受け、9区で松本が首位に躍り出る=美波町西の地

 4日、南方コースで繰り広げられた第62回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)の第1日は、徳島市が4時間59分10秒で首位に立った。2位の阿南市に2分47秒の差をつけ、5年ぶりの優勝が夢ではなくなってきた。5連覇を狙う鳴門市はスタートダッシュにつまずき、徳島市と4分8秒差の3位と出遅れた。前半トップを維持していた小松島市が4位、女子らが奮起した板野郡が5位で続いた。6位以下は上位郡市にやや引き離されたとはいえ、入賞(8位内)争いはし烈を極める。6位の名西郡と9位の那賀郡はわずか3分38秒差。第2日の5日も白熱したレースが繰り広げられそうだ。

 [評]徳島市は16区間のうち三つの区間賞を含めて8人が3位内と手堅さが光り、9区以降は首位を譲らなかった。最長区間の8区和田、9区松本が共に区間2位でつないでトップに立ち、11区熊井康、12区野々村、14区緒方と区間賞を連発し、リードを稼いだ。

 阿南市は4区生田と7区紀本が中学生区間を制し2位に浮上。一般勢が安定感ある走りを見せた後、終盤の女子区間で奮闘し、15区小林が区間新をマークするなどして再び2位に押し上げた。

 鳴門市は前半の中学生4区間が12~15位と振るわなかった。後半は9区寺西、10区諏訪、13区金森博が区間賞を奪って懸命に追い上げたが、3位にとどまった。

 3区大西、5区今川、8区福島の区間賞などで序盤をリードしたのが小松島市。9区以降も粘り強くつないだが、14~16区の女子区間で2桁順位が続き、4位に下げた。

 3区で10位に落ちた板野郡は、その後を区間1~6位にまとめ5位。1区で12位スタートの名西郡は川内、新宅ら女子の健闘もあって6位まで上げた。中高生が粘った海部郡は沿道の声援を受け、7位と好位置につけた。

 1区は2位、2区で首位と出足快調だった美馬市は、一般勢がつなぎ区間で振るわず8位。首位発進した那賀郡も序盤はリードしたが、一般勢や女子陣が伸び悩んだ。

 中学生区間で踏ん張った三好市が10位。勝浦郡は久保田が9区で3位と好走した後、11位を守った。吉野川市は女子区間の2人が共に7位で順位を下支え。美馬郡は後半にタイムが伸びず昨年より一つダウンの13位。約2分差で追う阿波市は中学男女、女子の4区間で一桁台と踏ん張り、全区間で2桁台の三好郡は昨年に続き最下位発進となった。