卓球の2015年度全日本選手権は11日から東京体育館で行われ、徳島県関係は18人(男子11人、女子7人)が出場する。男子シングルスでは日本リーグ1部・日鉄住金物流の浜川明史(城東中-上宮高-近大出)が前回を上回るベスト16以上を目指す。

 愛知工大の藤村友也(和田島小-岐阜・長森中-愛工大名電高出)と楠川愛子(藍住中-城南高出)にも注目が集まる。藤村は前回、男子ダブルスで県勢10年ぶりの8強入りを果たしており、楠川愛と組む混合ダブルスでもベスト8を狙う。

 このほかの一般勢は、男子シングルスに武岡紀幸(昭和体協)早雲朋彦(パナソニックエナジー徳島)、ダブルスに県出身の梶本貴尚・岡川匠組(高知工科大)が出場。女子はシングルスに楠川陽子(徳島銀行)、ダブルスに森下美葉・楠川陽組(徳島銀行)らがエントリー。混合ダブルスに大会最年長48歳の大栗寛(徳島銀行)が楠川陽とのペアで挑む。

 ジュニア(高校2年以下)では、男子の神野翔太(明徳義塾中、津田小出)が昨夏の全国中学総体5位の実力を発揮しそう。富田中出身の西野伊織(兵庫・育英高)、工藤裕太、長谷俊平の城南高勢も力を付けている。

 女子では前回のカデット(14歳以下)の部で8強入りした大川千尋(富田中)と浜川侑未(徳島市立高)が一般と両部門で出場するほか、女子の忠津吏湖、西川陽夏の城南高勢が初参戦する。