J2徳島ヴォルティスは12日、J2京都サンガのGK杉本大地(22)の期限付き移籍での加入が内定するとともに、MF窪田良(24)のJ3カターレ富山への期限付き移籍が決まったと発表した。契約期間はそれぞれ来年1月末まで。

 杉本は神奈川県出身で186センチ、79キロ。リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権(12~30日・カタール)に出場する日本代表のGKで、J2の通算出場数は13試合。昨季はリーグ戦5試合と天皇杯1試合でプレーした。

 杉本は「J1昇格というクラブの目標を達成するため、全力で戦う」とコメントした。契約上、京都と対戦する全ての公式戦には出場できない。

 東京都出身の窪田は2014年に徳島に加入し2年間在籍。カップ戦、天皇杯を含め通算7試合に出場し1得点だった。

 窪田は「プロで初めて加入したチームの力になれなかったのは心残りだが、富山で活躍している様子が届くよう頑張りたい」としている。