オープンしたスケートボード場で実演するプロスケーター=鳴門市のボートレース鳴門

 徳島県鳴門市撫養町大桑島のボートレース鳴門に17日、西日本最大級のスケートボード場がオープンした。開幕イベントとして、プロスケーターによる実演があり、家族連れら約800人でにぎわった。

 完成したスケートボード場はコンクリート製の2640平方メートル。プロスケーターが監修した18種類のジャンプ台や斜面があり、初心者から上級者までが楽しめる。

 実演では、世界最高峰の大会で優勝経験があり、東京五輪出場が有望視される堀米雄斗選手(19)ら13人が登場。豪快にジャンプしたり、華麗に回転したりと次々と大技を決め、観客から大きな歓声が上がった。

 5歳でスケートボードを始めた大津西小3年の川添禅君(9)は「すごい技が間近で見られてわくわくした。ここで練習してうまくなりたい」と話した。

 市企業局が整備してきた公共スポーツパーク「ウズ・パーク」の3施設の一つ。隣接するサイクルステーションとバスケットボールコートは既にオープンしている。いずれも無料で午前9時~午後8時(サイクルステーションは同5時半)に利用できる。