正確なキックが持ち味の岩尾

 攻めて良し、守って良し。湘南から水戸に移籍して1年目の昨季はパス数、タックル数、インターセプト数でいずれもチームトップだった。中盤の構成力にたけたボランチは「勝つために必要なプレーを瞬時に正しく選択することを常に意識している」と語る。

 プロ6年目。2013年はJ1に昇格した湘南で7試合に出場した。パスとキックへのこだわりは強く、湘南時代から地道に磨いてきた技術を武器に、昨季は水戸で42試合中41試合に出場し、J初ゴールも挙げた。それでも「心の底から納得のいくシーズンが送れたことは一度もない」とシビアに振り返る。

 徳島の印象は「水戸と比べると一人一人の技術は明らかに高い」。激しいポジション争いは覚悟の上で「そういったレベルの高いチームでやれるのはすごく楽しみ。自分の成長にもつながる」。27歳は、飽くなき向上心をのぞかせた。