新入団選手発表会見で活躍を誓う(前列左から)アブドラ、牧口、渡辺、原(中列左から)橋本、新井、小平、ゾーゾーウー(後列左から)牛田コーチ、中島監督、南球団代表=藍住町のゆめタウン徳島

新入団選手発表会見で活躍を誓う(前列左から)アブドラ、牧口、渡辺、原(中列左から)橋本、新井、小平、ゾーゾーウー(後列左から)牛田コーチ、中島監督、南球団代表=藍住町のゆめタウン徳島

 四国アイランドリーグplus(IL)の徳島インディゴソックス(IS)は11日、藍住町のゆめタウン徳島で新入団選手の記者会見を開いた。中島輝士監督は2年ぶりのリーグ優勝と独立リーグ日本一を目標に掲げ、新加入選手はプロ入りの夢を追う新たな舞台での飛躍を誓った。

 今季の新加入はドラフトから6人、移籍2人、練習生1人の計9選手。台湾プロ野球で初の2千本安打を達成した統一セブンイレブン・ライオンズから移籍する張泰山内野手は3月にチームに合流する。中島監督は「昨季から顔ぶれが一新し、今季は打ち勝つ野球を目指す。新入団選手は自らがチームの新たな歴史をつくるつもりで頑張ってほしい」と話した。

 新入団選手はセールスポイントや意気込みを披露し、ドラフト1位の牧口良秀内野手(18)=神奈川県出身=は「肩の強さと打撃に自信がある。開幕スタメンを勝ち取り、元気なプレーでチームを盛り上げる」。角度のある直球と落差のあるフォークを持ち味とするパキスタン出身のアブドラ・バラ投手(19)は「しっかり体をつくって勝てる投手になりたい」と力強く語った。

 チームは新加入9人と昨季から在籍する17人の計26人でスタート。3月7日から海陽町の蛇王球場で春季キャンプを行い、4月の開幕に備える。