県スポーツ賞のグランプリ賞を受賞し表彰状を受け取る重量挙げの原(右)。中央は指導者の橋本監督=県庁

県スポーツ賞のグランプリ賞を受賞し表彰状を受け取る重量挙げの原(右)。中央は指導者の橋本監督=県庁

 国際大会や全国大会で活躍した選手、指導者に贈られる2015年度徳島県スポーツ賞の表彰式が22日、県庁であった。グランプリ賞に輝いた4選手と指導者2人のほか、奨励賞の四国大、ドリーム賞(日本代表として国際大会に初出場)の3選手が表彰された。

 グランプリ賞ユースの部に選ばれた重量挙げの原勇輝(徳島科技高3年)ら受賞者が飯泉嘉門知事から表彰状とトロフィーを受け取った。原は昨年9月に行われた和歌山国体の少年男子77キロ級ジャークで日本高校新記録を樹立。中大で競技を続けるホープは「受賞を機に、さらなる高みを目指して練習したい」と喜びを語った。

 原以外のグランプリ受賞者は、原を指導した橋本久監督、シニアの部が女子マラソンの伊藤舞(大塚製薬)と河野匡監督、マスターズの部が陸上の渡川孝子(主婦)、障がい者スポーツの部が柔道の藤本聰(徳島視覚支援学校教)。4選手の名前は鳴門ポカリスエットスタジアムのグランプリボードに刻まれる。