台湾球界のスター選手で、四国アイランドリーグplus(IL)の徳島インディゴソックスに入団した張泰山(チャン・タイシャン)内野手(39)が1日、来県した。中島輝士監督らが徳島阿波おどり空港で出迎え、張選手は「早くチームに合流したくて、わくわくしている」と笑顔で話した。
張選手は家族と共に2月29日に来日していた。空港ロビーで、中島監督をはじめ、牛田成樹コーチ、福永春吾投手と抱き合い、福永投手が張選手の2人の子どもにすだちくんの人形をプレゼントした。
報道陣の質問に対しては「徳島でプレーできることになり、球団に感謝している。今季でプロ通算300本塁打を打てるよう、あと11本打つ」と話した。
来県に先立ち、張選手は台北駐日経済文化代表処(東京)を訪れ、沈斯淳代表に「野球を通じて日本と台湾の交流をより一層、盛り上げたい」と抱負を述べた。
張選手は2日、鳴門市内の練習グラウンドを見学し、チームメートにあいさつ。3日に徳島市内の賃貸マンション仲介・管理会社で記者会見に臨み、4日から本格的な練習を始める。