四国アイランドリーグplus(IL)の徳島インディゴソックスに入団した張泰山内野手(39)が3日、徳島市の不動産会社「シティプラス徳島沖浜店」で入団記者会見を行った。背番号49の徳島のユニホームに袖を通した張選手は「球団のリーグ優勝に貢献したい」と力強く抱負を述べた。
会見には南啓介球団代表と中島輝士監督も出席。中島監督は2011~13年に台湾プロ野球の統一セブンイレブン・ライオンズで張選手とともに過ごしており、「打撃の技術は若い選手たちの見本になる。明るい性格で、後輩の面倒見もいい」と紹介。さらに今季、張選手を指名打者で起用する考えを示した。
2013年に台湾プロ野球界で初の2千本安打を記録した張選手は本塁打も289本放っており、「今季、通算300本塁打を達成したい」と目標を掲げ、「勉強しながらチームとともに成長したい。毎日笑顔で、全力でプレーする」と謙虚に語った。
張選手が台湾以外の国でプレーするのは今回が初めて。4日から中島監督らの指導を受けながら、4月2日の開幕に向けて本格的な練習をスタートさせる。