ホーム開幕戦を前に、鳴門ポカリスエットスタジアムのピッチで練習に励む徳島の選手たち

 J2徳島ヴォルティスは6日午後4時から鳴門ポカリスエットスタジアムで昨季13位の熊本とのホーム開幕戦に臨む。千葉との開幕戦は後半ロスタイムに2失点し、1-2で逆転負けを喫したが、縦に速い攻撃を繰り出すなど「新生ヴォルティス」の持ち味を発揮した。気持ちを切り替え、守備を修正して挑むホーム初戦に向け、選手たちは「自分たちの力を出し切る」。地元の声援を大きなパワーに変え、勝ち点3をつかみ取る。

 前節は後半に1点を先制した後の守備に課題を残したこともあり、今週はサイド攻撃を受けた際のクロスへの対応などに重点を置いた。4日は今季初めて鳴門ポカリスエットスタジアムで練習(一部非公開)を実施。選手たちは芝の感触を確かめ、紅白戦で戦術の徹底を図った模様だ。

 熊本との昨季の対戦成績は1勝1分け。ホームでは2-1で勝っている。熊本は今季開幕戦でJ1から降格した松本に1-0で勝利。得点は前半のPKによる1点だけだったが、集中を切らさず、相手の猛攻をしのいで白星発進を決めた。

 熊本の清川浩行監督は徳島の長島裕明監督と同様に育成畑が長く、トップチームのヘッドコーチからの昇格組。ホームで初陣を飾った熊本について長島監督は「しっかりした守備からカウンターを狙ってくる。(タイプとしては)一番危ない相手」と警戒する。

 徳島としてはカウンターを封じるため、まずはシュートで攻撃を終わらせることが重要。ボールを奪われた後、素早く陣形を修正する必要もある。前節、今季チーム初ゴールを挙げたDF冨田は「クロスへの対応だけでなく、そこに至るまでのプレーも見直しを図った。ホームで勝つことでサポーターに恩返しをする」と表情を引き締めた。