台湾の映画祭、金馬奨で最優秀監督賞を受賞した中国の張芸謀監督=17日、台北市内(中央通信社=共同)

 【台北共同】台湾の映画祭、金馬奨の授賞式で、受賞者の台湾人監督が「台湾独立」を願う発言をしたことを受け、中国から参加した女優ら映画人が夕食会を欠席したり、帰国したりするケースが相次いだ。19日の台湾メディアが報じた。

 17日の授賞式後の夕食会は中国から招かれた監督、俳優らのほとんどが欠席。最優秀監督賞を受賞した中国映画界の巨匠、張芸謀(チャン・イーモウ)さんは一切取材を受け付けず沈黙し、女優の周迅さんらはPR活動を取りやめて帰国した。台湾紙、蘋果日報(電子版)は中国当局から参加者に指示があったとし、中国人の来年の金馬奨参加も禁止したと報じた。