東京V戦で今季初白星を目指し練習する徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは20日午後1時から東京都調布市の味の素スタジアムで15位の東京Vと対戦する。開幕から3試合を終えて勝ち星がなく、1分け2敗(勝ち点1)で20位に沈む徳島。今季初勝利を敵地で挙げ、上位浮上へのきっかけをつかみたい。

 徳島は3試合で計5失点。うちCKを頭で合わされたのが2点、センタリングを合わされたのが2点と、サイドからのボールに対しゴール前のマークが甘くなって失点する場面が目立つ。今週の練習ではミニゲームでもクロスへの対応を十分意識して取り組んだ。

 昨季8位の東京Vは、ピッチをワイドに使った巧みなパスワークでゴールに迫る。今季はさらに攻撃的なサッカーを展開し、プレーオフ圏内(6位内)確保を目指す。今季は開幕戦で札幌に1-0で勝った後、讃岐、熊本に敗れ、連敗中だ。

 通算対戦成績は徳島の5勝6分け10敗。ただ、2013年以降は徳島が2勝2分け負けなしとリードしている。東京Vは今季、3試合で2得点と本来の力を発揮していないが、189センチのブラジル人FWドウグラスや昨季10得点のアタッカー南ら個の能力は高い。アイデアが豊富な分、クロス以外の攻撃にも警戒が必要で、徳島としてはこれまで以上に球際の強さが求められる。MF木村は「(練習では)最後の攻防の部分をしっかりとやってきた。あとは集中してプレーするだけだ」と意気込む。

 山形戦ではFW山崎がゴールに突き進む積極性を見せ、プロ初ゴールを含め2得点。枠を捉える決定機はまだ少ないものの、チームとして好機をつくる場面は確実に増えている。山崎は「シュート本数を増やして得点につなげたい。押し込まれた場面ではきっちりとボールをクリアするなど攻守で貢献する」と力強く語った。