讃岐戦で今季初勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは26日午後1時から香川県丸亀市のPikaraスタジアムで2位の讃岐と対戦する。開幕から4試合を終えて白星のない徳島は1分け3敗(勝ち点1)で最下位に転落。隣県同士の一戦を盛り上げようと昨年から始まった讃岐とのダービーマッチ「東四国クラシコ」で好調なライバルから勝ち点3を挙げ、上昇機運をつくり出したい。

 前節は東京Vに厳しいプレスをかけられてボールを支配できず、シュートは5本止まり。4試合合計のシュート数はリーグで4番目に少ない27本と元気がない。濱田主将は「勝ててないという結果は良くない」と現状を受け止めながらも「我慢強く戦えている。ぶれずに自分たちのいいところを出していく」と巻き返しに燃える。

 今週の練習では、讃岐の4バックの裏のスペースを素早く突くためにパスのタイミングやコースを入念に確認。FW渡は「ゴールに絡む回数を増やし決定機を多くつくることができれば、必ず結果は出せる」と今季初得点に意欲十分だ。

 4試合を終え、徳島が未勝利だったのはJ2に限れば08年以来2度目。ただ、その年は第5節で初勝利を飾っている。昨季、東四国クラシコは徳島が1勝1分けとし、Jリーグの“先輩”としての意地を見せている。

 讃岐は昨季12勝15分け15敗(勝ち点51)の16位ながら失点はリーグ最少の33だった。J2で3年目の今季は球際に磨きをかけて得点力が向上。現在3勝1分け(勝ち点10)で、首位C大阪との勝ち点差は2。今節の結果次第で首位浮上の可能性がある。ボールを奪うと縦に速い攻撃を展開し、3得点のMF仲間らサイドから切り込む中盤には警戒が必要だ。

 徳島としては讃岐のカウンターに対応するために、守備ラインの上げ下げに細心の注意を払いたい。DF石井は「コンパクトなポジショニングを心掛ける」と表情を引き締めた。