バドミントンの女子ダブルスでリオデジャネイロ五輪出場を目指す藍住町出身の松友美佐紀・高橋礼華組(日本ユニシス)が、26日から中国・武漢で行われるアジア選手権に出場する。五輪出場の選考基準は5月5日に世界バドミントン連盟が発表する世界ランキング8位内。松友組は現在ランキング1位で、発表前の最後の大会で好成績を残せるか注目される。

 松友組は3月の全英オープン、4月3日のインド・オープンを連勝。10日のマレーシア・オープンは準々決勝で敗れたが、17日のシンガポール・オープンも2位(決勝棄権)と好調を維持している。

 国別の出場枠は最大2。世界ランキング9位の福万尚子・与猶くるみ組(再春館製薬所)と、同10位の松尾静香(NTT東日本)・内藤真実(ヨネックス)組も出場しており、ランクアップを目指している。女子ダブルスの決勝は5月1日。

 日本バドミントン協会は5日のランキング発表を受けて9日にも代表を正式に発表する予定。松友組は2日に帰国後、10日まで代表合宿に入る。