今季初の2連勝を目指し練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは29日午後2時から札幌ドームで3位の札幌と対戦する。徳島は前節、4試合ぶりに勝利し、今季初の連勝に期待がかかる一戦。札幌は攻撃力が高く、好調を維持しているだけに、徳島としてはハードワークを切らさず、前線にボールを供給したい。

 徳島は通算2勝2分け5敗(勝ち点8)。前節の京都戦は先制点を挙げて守りの意識を強めた分、前線にボールが届かず、1-0で勝利したものの、シュートはわずか1本だけだった。シュート本数を増やして課題の得点力アップにつなげるため、今週はミニゲームなどを通じて、攻撃の最後をシュートで終わらせる練習を繰り返した。

 システムは第8節以降の3バックを札幌戦でも採用する方針。中盤の運動量が増えるが、選手は徐々に順応しており、FW山崎は「サイドの裏を突きながら、攻撃の起点をつくる」と意気込む。

 昨季、2年連続で10位に終わった札幌は5勝2分け2敗(同17)。開幕戦に黒星を喫したとはいえ、着実に勝ち点を積み重ねて順位も上昇。前節ではC大阪に完封勝ちし勢いが増している。

 躍進の原動力となっているのがFW都倉。第2節でハットトリックを決め現在6得点でJ2得点ランキング首位を走る。中盤には元日本代表の稲本、小野らベテランが控えるなど選手層は厚い。能力が高い選手が組織的にプレーするだけではなく、カウンターから一発を狙う突破力を併せ持つだけに、徳島のDF陣は警戒が必要だ。

 両チームの対戦成績は徳島の3勝10分け10敗。アウェーは11試合で、徳島の4分け7敗と分が悪い。札幌戦は中3日の間隔で5月7日まで続く3連戦の初戦でもあり、敵地で勝ち点3を奪い、順位上昇への流れをつくりたい。