ホーム戦初勝利を目指し、練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは3日午後1時から鳴門ポカリスエットスタジアムで15位の水戸と対戦する。組織的にプレッシャーをかけてくる水戸に対し、スペースを有効に使った攻撃ができるかが鍵となる。

 徳島は10試合を終えて2勝2分け6敗(勝ち点8)の18位で、ホームではまだ勝利がない。4月29日の札幌戦では守備面のハードワークが奏功し、失点を最少に抑えた。しかし、守りに時間を取られて前線にパスが回らず、早くも今季4度目の完封負けを喫した。

 依然として決定機に持ち込むプロセスに課題を残し、得点力不足は深刻だ。札幌戦から中3日で臨むため、調整期間は短いが、1日の練習では陣形の確認やシュート練習に時間を費やした。

 昨季は水戸のボランチだったMF岩尾は「古巣との対戦は楽しみだが、地に足を着けて戦うだけだ。ゴール前やボックス内に攻め込むために、意図を持ったパス出しを心掛ける」と意気込む。

 昨季19位と低迷した水戸は3勝2分け4敗(勝ち点11)。初勝利は6節と、出遅れ感は否めないものの、直近の2試合を無失点で2連勝し、チーム状態は上向いている。両チームの対戦成績は徳島の7勝6分け15敗。通算では水戸が上回っているとはいえ、最近の2シーズンは徳島が2勝1分け1敗と盛り返している。

 水戸の攻撃の起点は昨季のJ2アシスト王で、今季大分から加入したMF兵働。空きスペースに鋭いパスを繰り出し、4得点のFW三島とトップ下のMF船谷のコンビネーションを引き出す。両サイドにもロメロら突破力のある選手がそろうだけに、徳島としては球際に競り勝ってドリブルを封じることが勝利の大前提となる。カウンターへの警戒も必要だ。