後半20分、激しく競り合いながらも頭で決勝ゴールを決める徳島の山崎(左から3人目)=IAIスタジアム日本平

後半20分、激しく競り合いながらも頭で決勝ゴールを決める徳島の山崎(左から3人目)=IAIスタジアム日本平

 明治安田J2第13節は15日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは、静岡県のIAIスタジアム日本平で清水と戦い、1-0で競り勝った。通算成績は4勝2分け7敗(勝ち点14)で、順位を14位に上げた。札幌が水戸を1-0で下し、勝ち点26で首位に立った。町田は北九州に0-1で屈して2位転落。地震の影響で4月9日以来の試合だった熊本は千葉に0-2で敗れた。次節の徳島は22日午後1時から鳴門ポカリスエットスタジアムで18位の群馬と対戦する。

 [評]徳島がセットプレーからの先制点を守り切り、今季3度目の完封勝利を収めた。前半はゴール前に迫る清水に対して粘り強い守りを貫き、無失点で折り返した。スペースを使った縦方向の攻撃が機能し始めた後半20分、MF木村の右CKの浮き球にFW山崎が頭で合わせ先制。追加点は奪えなかったが、今季チーム最多となる12本のシュートを放つなど再三、相手ゴールを脅かした。