土産物卸の近藤商事(板野町)が21日、徳島駅クレメントプラザ地下1階に、徳島を中心に四国の名産品を販売する直営店「近藤商店」をオープンした。同社はホテルや土産物店などに商品を卸しており、小売店は初めて。
売り場面積約150平方メートル。なると金時を使った菓子や鳴門わかめ、味つけのりといった定番商品に加え、朝採れイチゴ、若手作家による大谷焼や藍染商品など約300点をそろえる。好みの品を選び、オリジナルギフトセットにして配送できるサービスも行う。
同じフロアには、飲食店街「徳島駅バル横丁」が8月にグランドオープンしている。徳島市の阿波踊りに合わせて臨時売店を開いたところ、好評だったため出店を決めた。
近藤充博代表取締役は「周辺の活性化に一役買い、地場産品の発信の場にしたい」と意気込んでいる。営業時間は午前10時~午後8時。