北九州戦での勝利を目指し練習に励む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは28日午後1時から鳴門ポカリスエットスタジアムで21位の北九州と対戦する。全42試合のうち3分の1の14試合を終え15位と伸び悩む徳島。北九州の引いた守りをアグレッシブな仕掛けで崩し、決定機を増やせるかどうかが、ホーム2勝目と順位浮上の鍵を握る。

 徳島は通算4勝3分け7敗(勝ち点15)。22日の群馬戦では、2戦連続となる2桁シュートを放つなど重心を前に置く攻撃の形を見せた。だが守りのミスから失点しドローに終わった。今週の練習では隙をつくらないサッカーを目指し、相手のゴールキックやスローインといったリスタート時からの守備を入念に繰り返した。

 DF橋内は「積極的にボールを奪いに行くサッカーに原点回帰することで、チームが本来持っていた良さが出ると思う。リスクマネジメントを徹底させて、もっと守りを安定させる」と無失点勝利に向け意気込む。

 北九州は2勝5分け7敗(勝ち点11)。開幕戦勝利を飾ったが、その後は3連敗を含む11戦未勝利が続き、J3入れ替え戦出場ラインまで順位を落としている。だが第8節でFW原が復帰すると得点力が向上。直近5試合は1勝3分け1敗と調子を上げている。

 要注意は7試合で5ゴールを奪っている原と昨季リーグ3位の18得点を挙げた小松のツートップ。徳島としては4-4-2のシステムで堅く守りカウンターを仕掛ける北九州の攻撃に対して、スペースを与えないコンパクトな守りを心掛けたい。

 徳島はこれまで北九州と10度対戦し3勝3分け4敗。ホームでは2分け3敗と分が悪い。2012年のプロデビューから4年間、北九州に在籍したMF渡は「点を取ったら引くのではなく2点目、3点目を狙いに行く」。古巣からの得点と勝ち点3へ意欲を見せた。