ゴルフの国内女子ツアー「リゾートトラスト・レディース」最終日は29日、鳴門市北灘町のグランディ鳴門ゴルフクラブ36・東コース(6524ヤード、パー72)で決勝ラウンドが行われたが、強風のため途中で中止となった。強風による中止は2009年のフジサンケイ・レディース以来ツアー2度目。
大会は36ホールに短縮され、予選の第2ラウンドを終えて通算9アンダー、135で首位だった42歳の表純子が優勝となった。2季連続の通算5勝目。規定により75%に減額された1080万円が優勝賞金として加算される。
2位は8アンダーの成田美寿々とP・チュティチャイ(タイ)、4位は佐伯三貴と菊地絵理香、イ・ボミ(韓国)。4アンダーで16位タイの原英莉花がベストアマチュア賞に輝いた。
徳島県勢は鈴木愛(東みよし町出身)と堀琴音(徳島市出身)がそろって3アンダー、141で23位タイ。鈴木は2週連続優勝を逃した。前田陽子(小松島市出身)は1アンダーの37位タイだった。
最終日は予選を通過した57人(うちアマチュア2人)が出場し、3日間で最多の5018人のギャラリーが詰め掛けた。中止前、鈴木は2ホールを残して11位タイ、堀琴は6ホールを残して18位タイにそれぞれ浮上し、佐伯とイ・ボミがトップに立っていた。