大敷網にかかった魚を水揚げする漁師=徳島県海陽町沖

 大型の定置網を使って魚を狙う伝統の「大敷網漁」が徳島県海陽町沖で始まった。地元の鞆奥漁港にはアジやスマガツオなどが水揚げされ活気づいている。

 22日は、午前6時ごろから鞆浦漁協の組合員が漁船2隻に分かれて漁港を出発。約2キロ沖合のポイントで、仕掛けていた大敷網(全長約1600メートル、幅約80メートル、深さ約40メートル)を引き上げた。この日の水揚げは約500キロ。アジやタチウオをはじめ、フエダイやイシダイなどの高級魚も見られ、漁師は玉網で選別した。

 漁期は2019年7月20日まで。ブリやマグロなどが取れる3月ごろが水揚げ量のピークで、多い日は30トンに達する。魚は漁港で競りにかけられ、関西方面に出荷される。

 希望者は乗船して漁を見学できる(有料)。問い合わせは鞆浦漁協<電0884(73)0011>。