22日からスペイン・サラゴサで開かれるバスケットボール女子のU-17(17歳以下)世界選手権の日本代表チーム12人に、徳島県出身の藤本愛瑚(16)=桜花学園高2年、小松島中出=が選ばれた。
藤本は177センチのシューティングガードで、高いシュート力が武器。今大会の予選を兼ねた昨年のU-16アジア選手権では、出場6試合で計43得点と活躍し、日本の2位入賞に貢献した。
だが、10月にジャンプで踏み切る側の左足を疲労骨折。満足に練習ができない中、リハビリを重ね、今年5月から本格的に試合に復帰した。藤本は「世界大会の夢を諦めなくて本当によかった。代表のユニホームを着て出る以上、しっかりと結果を残したい」と意気込みを語った。
大会は16カ国が参加。日本は予選ラウンドA組でナイジェリアとラトビア、カナダと戦う。順位決定戦を含む決勝ラウンドは27日から7月2日まで。