高画質の4Kや8K、仮想現実(VR)などの映像作品を上映する「4K・VR徳島映画祭2018」が22日、徳島県神山町の広野小学校で始まった。全国の映像会社やテレビ局が制作した66作品を上映するほか、音楽ライブやセミナーが開かれる。24日まで。入場無料。
広野小の旧体育館や旧校舎の教室で、応募のあった110作品から審査で選ばれた上位作品を上映。来場者は海陽町の海でサンゴや魚を撮影した映像や「ウルトラマン」のVRを楽しんだり、円形の「360度シアター」で阿波踊りを鑑賞したりした。
専用のゴーグルを着用して、臨場感のあるVRを初めて体験した大平晴介さん(71)=徳島市名東町2=は「別世界に入り込んだ感覚になり驚いた」と話した。
この日は近くの広野公民館で映画祭の授賞式があり、長野県の株式会社Goolight(グーライト)が手掛けた「北信濃に暮らして」が大賞に選ばれた。
映画祭は2015年に始まり、今年で4回目。イベントの詳しい日程はホームページで確認できる。