ドローンのデモ飛行が行われた「徳島ドローンスクール」の開校式=徳島県石井町の石井自動車学校

 徳島県石井町の石井自動車学校は22日、小型無人機ドローンの操縦者を養成する「徳島ドローンスクール」を開設した。自動車学校がドローン学校を運営するのは県内2例目。12月10日から講習を始める。

 8月に一般社団法人全国自動車学校ドローンコンソーシアム(ジドコン)に四国で初めて加盟。10月に企業や行政でつくる一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定を受けた。

 講習は4日間。最終日の実技・学科試験に合格し、JUIDAに申請すると「操縦技能」「安全運航管理者」の証明証が得られる。

 関係者約60人が出席して開校式があり、ドローンのデモンストレーション飛行も行った。中野光憲代表(43)は「土木建設や農林業などあらゆる分野での活用が想定されている。自動車教習のノウハウを生かし、新たな人材の育成に貢献したい」と話した。

 受講料24万円で、講習の定員は8人。問い合わせは同校<電088(674)2249>。