今季初の連勝を目指して練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは19日午後7時から大阪市のキンチョウスタジアムで3位のC大阪と対戦する。前節、愛媛との「四国ダービー」を制し今季最高の12位に浮上した徳島。前半戦最後となる上位との一戦はチームの勢いと順位を上げる絶好の機会。個の力が高いC大阪に対し、攻守で足を止めずに走り続けられるかが、今季初の連勝の鍵となる。

 徳島は6勝3分け9敗(勝ち点21)。前節は2戦連続の複数得点をサイドから決めるなど攻撃力は増している。守りでも今季5度目の無失点で1試合平均失点は1・17点に改善し、攻守でかみ合っている。2戦連続アシストを決めたFW山崎は「クロスがいい位置に上がるようになっている。次は自分が決める」と自信を深める。

 C大阪は10勝4分け4敗(勝ち点34)。昨季終盤から指揮を執る大熊監督が率い、開幕から8戦負けなしで一時首位に立った。直近5試合も3勝1分け1敗と好調を維持し、J1自動昇格ラインを見据える。

 攻撃では徳島に在籍したFW柿谷が第17節で右足を負傷し前節から欠場。チーム得点王の戦線離脱は痛手だが、サントスとメネゲウの前線コンビの戦闘力も十分高い。一方でやや隙を見せるのが守備。1試合平均失点は0・94点だが、第13節では4失点するなど上位チームとしては物足りない。

 徳島としては幅を使ったパスワークでC大阪の守備陣を崩し、効果的なクロスを中に入れられるかがポイントとなる。自陣に引き込んでからのカウンター攻撃も有効だ。古巣との対戦に出番を待つ濱田主将は「上位に勝てば選手の自信とチームの勢いは増す。チャンスは増えており、勝機はある」と話した。