サッカーの第27回全日本高校女子選手権(来年1月3日~1月13日・兵庫県)の組み合わせ抽選会が23日、東京都内で行われ、四国第1代表で7大会連続7度目出場の鳴門渦潮は、1回戦で関東第4代表の花咲徳栄(埼玉)と戦うことが決まった。前回の1回戦と同じ顔合わせで、3日午前10時半から洲本市の五色台運動公園で対戦する。
2連覇を狙う藤枝順心(静岡)と今夏の高校総体覇者の常盤木学園(宮城)が1回戦で当たる。前回準優勝の作陽(岡山)は前橋育英(群馬)と初戦を迎える。
大会には全国9ブロックを勝ち抜いた32校が出場。決勝は1月13日に神戸ユニバー記念競技場で行われる。
前回8強入りを果たした鳴門渦潮は、高田あみ主将=写真=がくじを引き、花咲徳栄との対戦となった。ベスト4以上を目標に挑む今大会。高田主将は前回と同じ相手に「試されているのかな」と驚きを隠さなかったが「前回は勝ったので続けて勝ちたい。ベストを尽くす」と意気込む。
チームは全員が得点への意識を高く持つ。守備でも、崩されないために攻守の切り替えの速さを磨いてきた。前回の経験者も多く残り、1年生を加えて戦力は充実。約1カ月後の本番に向け「セットプレーや崩しでの精度を上げていく」と闘志を見せた。