長崎戦での必勝を期す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは3日午後6時から鳴門ポカリスエットスタジアムで18位の長崎と対戦する。前節、最下位の金沢にサイド攻撃を封じられて完封負けを喫した徳島。前半戦ラストゲームで勝ち点を奪うには攻撃陣の奮起が鍵となる。その上でチーム一丸となって連敗を断ち、後半戦の巻き返しにつなげたい。

 徳島は6勝3分け11敗(勝ち点21)の16位。金沢戦では相手の堅いブロックに圧力を掛けられず好機をつくれなかった。今週の練習では、距離を詰めたボール回しや1対1の攻守を繰り返し、前節で欠けていた前から攻撃的にボールを奪う意識の徹底を図った。

 トップ下での途中出場が続くMF大崎は「決定機はつくれている。あとはチームを勝利に導くための得点をどう奪うかだ。自分が何をすべきか突き詰めていく」と前を向く。

 昨季6位でプレーオフ準決勝まで進んだ長崎は4勝8分け7敗(勝ち点20)。開幕白星発進したが第2節から11戦連続勝ち星がなく、一時21位まで沈んだ。直近5試合は2勝1分け2敗と調子を上げてきている。ただ、10得点を挙げているFW永井が警告の累積で1試合出場停止処分を受け、徳島戦は出場できない。

 両チームは過去4度対戦し1勝2分け1敗。昨季は2分けと互角の戦いを続けているだけに、永井の欠場による戦力低下は徳島にとって有利だが長島監督は「彼1人に頼っているチームではない。球際にも強い」と警戒を怠らない。

 長崎のシステムは徳島と同じ3バック。ハードワークを貫く相手に対して、徳島としては走り負けずにボールを奪い、前線にクロスを供給できるかがポイントとなる。CB福元は「夏場に入って気温も上がり、体のコンディションはいい。最後まで足を動かして失点を防ぐ」と90分間を走り抜く覚悟を示した。