明治安田J2の前半戦の最終となる第21節は3日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで長崎と対戦して0-0で引き分けた。徳島の通算成績は6勝4分け11敗の勝ち点22。16位と下位に低迷したまま折り返した。札幌が横浜FCに5-2で大勝し、勝ち点を45に伸ばして首位を守った。2位のC大阪は熊本に5-1で快勝して勝ち点43。3位松本は水戸に逆転勝ちし、同41とした。後半戦の初戦となる次節、徳島は10日午後6時から横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で14位の横浜FCと対戦する。
[評]徳島はシュートの精度を欠いて無得点。7試合ぶりの引き分けで前半の最終戦を白星で飾れなかった。前半の中盤はボールを支配し、16分にDF内田のクロス、39分にはセットプレーからゴールに迫った。後半はFW佐藤らを途中から投入して前線の運動量を増やした。24、25分にはいずれもカウンターから決定機を立て続けにつくったが、枠を捉えられなかった。