高校野球の強豪・横浜高(神奈川県)の監督を長年務めた渡辺元智さん(74)による野球教室が24日、阿南市桑野町の屋内多目的施設「あななんアリーナ」であり、「徳島藍住リトルシニア」の選手約40人が手ほどきを受けた。
渡辺さんはキャッチボールやティー打撃で実演を交えながら指導。「(投球時)手は頭の近くを通るようにし、下半身を使って」「スイングの際、前に突っ込まないように」などとアドバイスした。
石井中2年の土肥憲将主将(13)は「低めのコースはゴルフスイングのように打つ、という指導が印象的だった。実践したい」と話した。
野球教室は、県内企業4社が地域貢献活動の一環で企画した。