第98回全国高校野球選手権徳島大会は9日、31校が参加して鳴門オロナミンC球場で開幕する。延べ13日間にわたり、甲子園出場を懸けて熱戦を繰り広げる。

 優勝候補の筆頭は鳴門。県秋季、春季の両大会を制し、投打で他校をリードしている。夏の大会で優勝すると、史上初の5連覇となり、城南、生光学園、富岡西のシード校や鳴門渦潮、徳島商といった実力校がストップをかけられるかが注目される。

 午前9時半からの開会式に続き、板野対名西で熱戦の火ぶたが切られる。順調に日程を消化すれば26日午後1時半から決勝があり、全国選手権(8月7日から15日間・甲子園球場)の出場校が決まる。