園田学園女子大の荒木教授がメンタル面のサポートについて語ったとくしまスポーツ懇話会=新聞放送会館

 徳島県内のスポーツ指導者の指導力向上を目的とした第1回とくしまスポーツ懇話会(阿波銀行、徳島新聞社主催)が11日、徳島市の新聞放送会館で開かれた。ラグビー日本代表の元メンタルコーチで、昨年のワールドカップでの躍進を支えた荒木香織・園田学園女子大教授が講演し、約120人が耳を傾けた。

 「スポーツ心理学とメンタルトレーニング」をテーマに精神面でのサポートについて話した。選手のモチベーションを上げるには、達成感や存在意義を感じさせることが効果的とし「結果だけではなく、過程や努力する姿勢も評価して褒めることが大切」と強調。「ミスの理由を聞く」「他人と比べない」「人格を否定する言葉は使わない」など、指導のポイントも紹介した。

 ラグビーの五郎丸歩選手がキックの直前に行うルーティン動作についても触れ、「同じ動きをすることで不安を抑え、絶対に大丈夫と思える効果がある」と説明。試合での適度な緊張は不可欠とした上で「和らげるための事前準備や対策を一緒に考えてみてはどうか」と助言した。

 第2回は8月23日に陸上長距離の元五輪代表、弘山晴美さん=鳴門市出身=を講師に招いて開く。