前半27分、徳島の佐藤(左端)がヘディングシュートを決め先制する=鳴門ポカリスエットスタジアム

前半27分、徳島の佐藤(左端)がヘディングシュートを決め先制する=鳴門ポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第23節は16日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは、鳴門ポカリスエットスタジアムで京都と戦い、2-1で勝利し今季初の連勝を飾った。徳島の通算成績は8勝4分け11敗の勝ち点28で、順位は12位のまま変わらない。札幌が岡山と0-0で引き分け、北九州を2-1で下した松本、群馬に2-0で勝ったC大阪と勝ち点47で並んだ。得失点差で札幌が首位、松本が2位、C大阪が3位。次節の徳島は20日午後7時から熊本市のうまかな・よかなスタジアムで15位の熊本と対戦する。

 [評]前半に2点を奪った徳島が逃げ切った。前から圧力をかけながらサイド攻撃を仕掛け、前半27分、MF内田の左クロスにFW佐藤が頭で合わせて先制。33分には左サイドから抜け出した内田が中央にクロスを上げ、MF広瀬が左足で決めた。後半、前線に人数を集めてきた京都に攻められ1点を返されたが、守備陣が粘った。