1年ぶりの3連勝を目指して練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは20日午後7時から熊本市のうまかな・よかなスタジアムで15位の熊本と対戦する。前節、2試合連続の複数得点を挙げて今季初の2連勝を果たした徳島。組織的な戦いをする熊本を攻撃的サッカーで打ち破り、さらなる順位アップへ足場を築きたい。

 徳島は8勝4分け11敗の勝ち点28で12位。前節は得意のサイド攻撃が機能するなど、上位の京都を相手に持ち味を発揮した。今週の練習では中央からの縦への攻撃やサイドからのクロス攻撃を繰り返した。

 熊本は今季好スタートを切り、3月の徳島戦も1-0で完封勝利を収めた。しかし、4月に発生した熊本地震で練習や試合が中断。5月13日のリーグ復帰直後は攻守に影響が出て4連敗し、19位まで順位を落とした。その後は徐々に立て直しを図り、7勝4分け9敗の勝ち点25まで持ち直してきている。

 ただ、チーム最多の7ゴールを決めているMF清武は直近2試合をけがで欠場している。清武が出場しなかった場合でもFW平繁らが絡むカウンターには警戒が必要だ。システムを変えながら組織的に守る相手に対して、サイドから粘り強く攻撃を仕掛けられるかもポイントとなる。

 中3日で臨む3連戦の2戦目。疲労が蓄積する中でも選手たちは、昨年7月以来の3連勝をつかもうと意気込む。

 前節で14試合ぶりに出場し、献身的な守備を見せたDF藤原は「コンディションをしっかりと整えて臨む。攻守で前からプレスをかける形が出せれば、チャンスはある」と勝利への手応えを口にした。