四国ダービー完全勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは24日午後6時から鳴門ポカリスエットスタジアムで12位の愛媛との四国ダービーに臨む。徳島は13位で、相性の良いダービーを順位アップにつなげられるか。前節の熊本戦で封じられたサイド攻撃を活性化させて、先制点を奪うことが勝利への近道となる。

 今季は8勝4分け12敗で勝ち点28の徳島に対し、愛媛は6勝11分け6敗の勝ち点29。順位は徳島が一つ下とはいえ、後半戦の成績は徳島が2勝1敗、愛媛が3分けと、徳島の勢いがやや勝る。

 両チームの通算の対戦成績は12勝5分け8敗で徳島に分がある。6月12日のダービーは徳島がFW佐藤の先制弾とMF木村のダメ押し弾で2-0の完封勝利を収めた。だが、得点後に何度も攻め込まれ、シュート数では愛媛に上回られるなど課題を残した。

 長島監督は「選手一人一人の特長を生かした戦いを仕掛けてくる。よく動くし、よく走る」と、愛媛を警戒しながらも「ホームでダービーを戦うことをエネルギーに変える」と意気込む。

 今週の練習ではパスミスから展開が遅れてサイド攻撃を封じられた熊本戦の反省を生かし、シュートまでのプロセスや切り替えの速いパス出しを繰り返した。中3日で続く3連戦の最後で疲労は極限状態だが、右サイドを守る広瀬は「ミスを減らして走り負けないようにする。ホームでダービー勝利をつかみ取る」と力強く宣言した。

 愛媛は今回の対戦からけがで戦列を離れていたFW西田の復帰が予想される。加えてFW瀬沼が直近4試合で3得点と爆発力を見せている。組織的な守備力だけではなく攻撃力がアップした前線にも注意が必要だ。