全日本柔道連盟(全柔連)は27日、東京都文京区の講道館でリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの壮行式を初めて合同で開き、パラリンピックで視覚障害者による男子100キロ超級の正木健人(エイベックス、徳島視覚支援学校出)は「自分の力を出し切って優勝したい」と2012年ロンドンに続く2連覇を誓った。

 ロンドン五輪女子57キロ級覇者の松本薫(ベネシード)は「2連覇を目指して頑張る」と約300人の来場者に向け、意気込みを語った。

 前回の五輪で柔道日本代表の金メダルは松本の1個だけに終わった。男女両監督やコーチ、代表選手全員は真っ白な柔道着に身を包み、3大会連続代表となる女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)は「いつも通りの試合をして金メダルを取る」と五輪初制覇を宣言。大きな拍手を浴びた。

 史上初の優勝ゼロから雪辱を目指す男子では、66キロ級で前回3位の海老沼匡(パーク24)が「出場できることに感謝し、一戦一戦を全力で闘う」と意気込み、井上康生監督は「最高の選手が出そろい、最高の準備ができた。全日本の自覚と誇りを胸に全身全霊で闘っていく」と決意を述べた。