全国高校総合体育大会(インターハイ)は28日、皇太子さまを迎えて岡山市のジップアリーナ岡山で総合開会式が行われ、開幕した。「美しく咲け 君の笑顔と努力の華」のスローガンの下、中国5県で8月20日まで30競技が実施される。徳島県勢は、ヨットを除く29競技に509人(男子288人、女子221人)がエントリーし、熱戦を繰り広げる。

 開会式には約4千人が参加し、47都道府県の選手団が入場行進した。徳島県の選手団(団長・中田寛志高体連会長)は、31番目に登場。旗手の横瀬春紀(鳴門高陸上部)を先頭に、15人が「すだちくん」のうちわを振りながら行進した。

 約2万8千人の出場者を代表し、就実高(岡山)ソフトテニス部の黒田奈穂子と、岡山工高陸上部の奥田信太郎が「多くの人に笑顔の華を咲かせることができるよう、全力で競技します」と宣誓した。

 初日は徳島県勢の出場競技はなかった。第2日の29日は陸上、ソフトテニスなど5競技に出場する。