今季初のホーム2連勝を目指して練習に取り組む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは31日午後6時から鳴門ポカリスエットスタジアムで2位の松本と対戦する。前節、愛媛との四国ダービーに完勝し、今季最高の10位に浮上した徳島にとって、上位との勝ち点差を詰める絶好の機会。4月の前回対戦で完封負けした相手に雪辱を果たし、今季初のホーム連勝で1桁順位を狙いたい。

 徳島は9勝4分け12敗で勝ち点31。愛媛戦では選手の疲労などを考慮して入れ替えたメンバーがよく動き、真夏の中3日の3連戦を2勝1敗で乗り切った。長島監督は「4人を入れ替えて勝てたことは大きい。選手層の厚さにつなげていく」と後半戦での巻き返しへ手応えを口にする。

 前半戦を3位で折り返した松本は15勝5分け5敗の勝ち点50。パスをつないでの崩しやセットプレーを武器にゴールを稼ぎ、1試合平均得点はリーグ3位の1・48点。守りでも前線から激しくプレスをかけて、1試合平均失点はリーグで2番目に少ない0・80点。攻守がかみ合い第19節からは5連勝をマークするなど、J1自動昇格圏内を維持する。

 前回の対戦では徳島が松本のサイド攻撃を警戒して構えてしまい、前からプレスをかける形を出せずに敗れた。徳島としては攻守で手堅さを見せる松本に対し、走り負けないスタミナと球際で競り勝つことが求められる。高さのあるセットプレーにも注意が必要だ。

 今週の練習では厳しい暑さが続く中、素早い切り替えを意識しながらシュートまでのプロセスやこぼれ球への対応を繰り返した。FW山崎は「今は前からアグレッシブに行くことで結果が出ている。自分たちのプレーを貫くだけだ」と自信を見せた。