岡山戦での勝利を目指し、練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは7日午後7時から岡山市のシティライトスタジアムで4位の岡山と対戦する。前節、2位の松本を相手に劣勢からドローに持ち込んだ徳島。引いて守りカウンターを仕掛ける岡山に対して前からプレスを掛け続けられるか。中3日、中2日で続く真夏の3連戦の初戦。上位相手に演じた粘りの攻撃を再び見せたい。

 徳島は9勝5分け12敗で勝ち点32。後半戦は3勝1分け1敗と、前からプレスを掛ける攻守が結果に結び付いている。ただ前節では攻め込みながらも終盤、足の動きが止まり、ゲームの主導権を奪えなかった。長島監督が「逆転できなかったことは課題」と振り返るように今季、徳島の逆転勝利はいまだゼロ。決定力に加えて劣勢をひっくり返す運動量が求められる。

 過去最高タイの4位で前半戦をターンした岡山は13勝7分け6敗の勝ち点46。五輪代表のMF矢島が抜けた穴を埋める作業が続く中、8得点のFW押谷、赤嶺ら攻撃陣が引っ張る。DF陣に故障者が相次ぎベテランに疲れも見えるが、直近5試合を2勝1分け2敗で乗り切り、J1自動昇格圏内を見据える。

 前回の対戦で徳島は先制直後に立て続けに失点し2-3で競り負けた。同じ相手に内容と結果で上回るためには、カウンターへの警戒と1対1の場面で相手を前に向かせない球際の強さが必要となる。

 今週の練習では体調維持のためのトレーニングと並行して、サイドから中へと入る連続攻撃を繰り返した。体を寄せてボールを奪い、素早く前を向く攻守の切り替えも確認。ここまで全26試合に出場しているFW木村は「チームの今の流れを止めないためにも3連戦全て勝つ。総力戦で臨む」と意気込んだ。