町田戦での勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは11日午後7時から鳴門ポカリスエットスタジアムで8位の町田と対戦する。前節の岡山戦で引いた守りを崩せず、今季9度目の完封負けを喫した徳島。J1昇格レースに生き残るためにも連敗は許されない。先制点を与えない堅い守りと勝つための攻撃的なサッカーを両立できるか。攻守の切り替えの速さが勝利のポイントとなる。

 徳島は9勝5分け13敗で勝ち点32。前節は同じ3バックのシステムを敷く岡山に対して得意のサイド攻撃が封じられた。右サイドの広瀬は「球際で負けた部分があった。次はしっかりと修正を図る」と反省。9日の練習では、ボールをワンタッチで前につなぐ素早いパスワークや攻撃の最後の連係部分を繰り返した。

 前半戦で一時、首位に立った町田は11勝7分け9敗で勝ち点40。直近5試合は1勝1分け3敗で勢いは足踏み状態だが、後半戦6試合中、複数得点が5試合。3戦連続ゴールを2度記録したFW中島や両サイドの中村、谷澤ら能力の高い選手がそろい得点力は高い。守りを固めてボールを運ぶ試合巧者ぶりも健在だ。

 6月の前回対戦では岡山戦と同様、カウンターから失点した。攻撃ではサイドからのクロスを仕掛けたが決定機をつくれず無得点に終わった。同じ内容の試合を繰り返さないためにも、徳島としてはカウンターを警戒するライン管理の徹底が必要だ。攻撃では相手の裏を突くゴール前への飛び出しを心掛けたい。

 DF冨田は「組織的なポジショニングを大事にする。切り替えの速さやボールを奪われた瞬間のプレスを徹底して、失点を防ぐ」と3戦ぶりとなる完封勝利へ意欲を見せた。