鳴門市は12月23日、LEDをともした紙風船を宙に浮かべるイベント「スカイランタン」を市役所隣の市民会館で初めて開く。
ランタンは縦横30センチ四方、高さ50センチの紙風船にオレンジ色のLEDを入れ、ヘリウムガスで浮かぶ。350個用意し、1個税込み500円で販売。参加者は願い事を書き、午後6時に一斉に放つ。ランタンには糸が付いており、たこ揚げのように浮遊させて楽しむ。
1日から来年1月8日にかけて市役所前広場や鳴門駅前の足湯を彩るイルミネーションの目玉として企画。事業費は600万円。
スカイランタンは本来、火を使って飛ばす小型の熱気球。無数のランタンが夜空を舞うタイや中国などの祭典で知られる。幻想的な光景が人気で、近年は日本国内でもイベントとして広がっている。