全国紙飛行機選手権決勝大会で入賞した(左から)智也君、敦也君、勝也さん=美馬市脇町

 岐阜県各務原市で開かれた「全国紙飛行機選手権決勝大会」(日本紙飛行機協会など主催)で、美馬市脇町の会社員南勝也さん(42)と長男の智也君(8)=岩倉小3年、次男の敦也君(7)=同2年=親子がいずれも入賞した。協会によると、親子そろって入賞するのは四国で初めて。

 大会は使用する紙飛行機や飛ばし方が異なる11種目で行われ、5回飛ばして滞空時間の合計タイムを競った。南さん親子は別々の種目に出場。智也君が95秒で優勝したほか、勝也さんが173秒で3位、敦也君が56秒で4位に入った。

 勝也さんは、子どもと一緒に遊べる趣味をつくろうと、9年前に紙飛行機を始めた。滞空時間を長くするため主翼や尾翼の角度を調整するなど試行錯誤を繰り返した結果、初めて出場した2012年度の大会で4位入賞。その後も入賞を重ねている。

 兄弟2人は昨年度の大会から出場。入賞できなかった悔しさをばねに、休日ごとに自宅近くの公園で練習を重ねてきた。

 3人は「みんなで入賞できてうれしい。来年はさらに良い成績を残せるように頑張りたい」と話している。