LEDがともる樫原の棚田=上勝町生実

 上勝町生実の「樫原の棚田」で土・日・月曜の夜、LEDのライトアップが行われている。棚田に約2000個のLEDが並び、辺りを幻想的な雰囲気に包み込んでいる。17日まで。

 午後6時ごろに点灯され、30分間隔で白、青緑、金の3色にLEDの光が変化。漆黒の闇の中に、棚田の美しい曲線を浮かび上がらせる。近くでは、町内4地区にある棚田で収穫された米の詰め合わせ(8合分)や上勝晩茶などを販売している。

 昨年9月に発足した住民グループ「かみかつ棚田未来づくり協議会」が企画。柳瀬武志代表は「人口減が進む山あいの集落に、足を運んでもらうきっかけになればうれしい」と話している。

 協力費・保険代として100円が必要。現地へは月ケ谷温泉発着のシャトルバス(往復500円)か、町内のボランティアタクシーを利用する。タクシーは要事前予約。予約は事務局のゼロ・ウェイストアカデミー<電0885(44)6080>。