恐竜化石の発見が相次いでいる勝浦町で、恒例の「恐竜の里ウオークラリー」(NPO法人阿波勝浦井戸端塾主催)があり、107人が化石探しを楽しんだ。
県立博物館の辻野泰之学芸員と、2016年に同町で恐竜の歯の化石を発見した田上浩久さん、竜熙さん親子=阿南市上中町=が同行。参加者は化石の特徴についてアドバイスを受けながら、同町棚野の立川渓谷沿いにある石をハンマーで割り、貝や植物などの化石がないか目を凝らした。
生比奈小4年谷端優斗さん(10)は「化石が見つけられてうれしかった。友達を誘って来年も参加したい」と笑みを見せた。
同町では8月に国内最古級の恐竜化石含有層(ボーンベッド)が見つかった。