徳島市内の80代女性が「個人情報が悪用されている」などと言われ、裁判費用の名目で2千万円をだまし取られていたことが3日までに分かった。

 県警捜査2課によると、4月中旬から下旬にかけ、女性宅の固定電話に複数の男から「個人情報が悪用され、解除する手続きに暗証番号が必要」などと電話があった。女性は暗証番号を教えられ、その後、別の男に聞かれたため伝えた。

 女性はさらに別の男から「名義貸しや暗証番号を漏らしたことは法律違反で、裁判になる」と言われ、裁判費用の名目で4月下旬から5月下旬の間に2回、自宅近くに来た男に計2千万円を手渡した。

 この被害を含めて県警が11月に認知した特殊詐欺被害は3件、約4280万円。1~11月に認知した特殊詐欺被害は32件(前年同期比27件減)で、被害額は約1億5565万円(同約6364万円増)。