童謡こどもの歌コンクールで銅賞に輝き、笑顔を見せる椛ちゃん=鳴門市撫養町小桑島のキョーエイ鳴門駅前店

 鳴門市の朝田椛ちゃん(3)が、東京都内で開かれた「童謡こどもの歌コンクール」(日本童謡協会など主催)の「こども部門」で銅賞に輝いた。主催者によると、上位入賞者の多くは小学生が占めており、3歳で上位入賞するのは異例という。

 小学生以下が対象のこども部門には全国の3~12歳が応募。椛ちゃんは録音審査を通過すると、9月の中四国大会で優勝し、決勝に進んだ。

 決勝では「春よこい」を披露。伸びやかで張りのある歌声に合わせ、身ぶり手ぶりを交え、観客千人を前に堂々とパフォーマンスした。審査員から「音程は正確で、歌を情緒豊かに表現する力がある」と評価された。

 椛ちゃんは昨年7月から姉の詩さん(8)が通う市内の童謡教室で習い始めた。緊張して力を発揮できない場合があるため、大会1カ月前から毎日、童謡教室の講師冨士都美さん(67)=徳島市川内町=と、商店街を歩いて人混みに慣れる訓練をした。

 優勝を目指していただけに、悔しさもあるという椛ちゃんは「来年は優勝したい。大人になったら歌の先生になりたい」と話した。

 母美咲さん(39)は「引っ込み思案だったのに、教室に通い始めてからとても明るくなった。大舞台でも、観客が歌で笑顔になるのがうれしかったようです」と娘の成長を喜んでいる。

 コンクールは、ファミリー、大人の両部門もあり、こども部門と合わせて約3500人が応募した。