徳島県高野連は7日、来春の第91回選抜高校野球大会「21世紀枠」の県推薦校に決まった富岡西を表彰した。

 徳島市の城南高で表彰式があり、富岡西の坂本賢哉主将(17)=写真(左)=が主催者から表彰状を受け取った。坂本主将は「四国大会では走攻守の全てでレベルアップの必要性を感じた。選ばれたときにふさわしい試合ができるように準備していきたい」と話した。

 富岡西が推薦されるのは第80回大会以来3度目。今秋は県大会で3位、四国地区大会で県勢として5年ぶりに4強入りした。他部とグラウンドを共用する中、練習を工夫し、地域貢献活動でも高い評価を受けていることから推薦された。

 四国の他県では志度(香川)高知工(高知)新居浜西(愛媛)が推薦された。四国地区高野連が候補1校を決め、14日に全国9地区の候補校と共に発表される。

 来年1月25日の選考委員会で9地区の候補校から3校が選ばれ、一般選考28校、神宮大会枠1校と合わせた出場32校が決まる。