太平洋戦争開戦日の8日、徳島県内の平和団体が反戦・平和を訴える街宣活動を徳島駅前で行った。
「八の日・平和を守る女たちの会」の中原サヲ江代表委員ら3人がマイクを握り、「77年前の今日、日本は勝つことのない戦争に挑んだ。再び戦争のできる国にしようとしている安倍政権に反対の声を上げよう」などと力を込めた。会員約40人は、戦闘機の墜落が相次ぐ米軍の基地撤廃などを求めるチラシ300枚を通行人に配った。
「県母親大会連絡会」の会員は、戦時中の召集令状(赤紙)に見立てた赤いチラシ約500枚を配布。「紙1枚で大勢の命が奪われた戦争を二度と起こしてはいけない」と呼び掛けた。