全国フェスティバル出場を控え、練習に励む城東高の邦楽部員=徳島市の同校

 城東高校(徳島市)邦楽部が、16日に京都市で開かれる全国高校生伝統文化フェスティバル伝統芸能選抜公演(文化庁、京都府など主催)に出演する。郷土芸能や伝統文化に取り組む高校生が練習の成果を披露する大会で、8月に長野県であった全国高校総合文化祭での演奏などが評価されて招待された。県内からの出場は初めて。 

 邦楽部は1、2年13人。箏(そう)や尺八、打楽器など15種類の和楽器を演奏している。大半の部員が高校から邦楽を始め、放課後を中心に練習を重ねている。

 披露するのは「ファンタスマゴリア」(長沢勝俊さん作曲)。邦楽部は、この曲を演奏した県高校総合文化祭で最優秀を獲得し、来年度の全国総合文化祭出場を決めた。

 全国フェスティバルは2012年から毎年開催されており、専門家が地域性や実力などを基に「郷土芸能(伝承系)部門」と「特別枠」を選考する。今年は、郷土芸能部門に秋田民謡の由利高(秋田県)、琉球舞踊の南風原高(沖縄県)など4校、特別枠に城東高や和太鼓の日本福祉大学付属高(愛知県)など4校が選ばれた。

 ウォービー・ジャスミン部長(16)=2年=は「一度に多くの和楽器を使って演奏する高校は珍しいと思う。他の高校に負けないよう魅力を伝えたい」と意気込んでいる。